新しい建造段階に入り、華麗な船体がアンコーナに移動。
2023年5月11日アンコーナ – 深い専門知識と熟練の技を持つCRNが新しいヨットを建造中です。CRN M/Y 143 Maranelloはスティールとアルミニウム製の新しい67メートルメガヨットで、設計およびデザインは完全オーダーメイドです。
現在CRNは力強く緊張感があり、流れるような空気力学的なラインとオーナーのビジョンとリクエストをフルに反映したスタイルの、新しい船体を建造中です。
CRN M/Y 143にはCRNの経験に培われたノウハウ、設計力、造船力とNuvolari Lenardスタジオの創造力が結集しています。
Moran Yacht & Shipがオーナーの仲介者として重要な役割を果たし、計画管理から現場の監督、外部サプライヤーとの調整を行い、技術的レビュー、検査、認可など、造船プロセスすべてにおいてクライアントをアシストしています。
現在、船体はアンコーナにあるFerrettiグループスーパーヨット造船所に移され、熟練の職人の手によって大工仕事、艤装、メカニック部分と船内システムおよび設備のとりつけが行われており、その後調度品の設置や造作がなされます。船体の外装もていねいに下塗りと塗装が施されます。
船体の各部位における数多くの作業工程が平行して互い違いに入り交じって行われ、交響楽団の楽器たちが完璧に共生してフィナーレに向かうように作品を完成させていきます。
メガヨットには5つのデッキがあり、14名のゲストと17名のクルーが最上級の快適さで滞在できます。
CRN M/Y 143の建造においては、造船所の持続可能性への熱心な取り組みが特に環境保護に配慮しているオーナーの共感を呼びました。結果、エネルギー効率がよく燃費が大幅に向上した最新鋭のハイブリッド推進システム を搭載した、革新的で環境にやさしいカスタムヨットになりました。
およそ80,000㎡の敷地を持つアンコーナのFerrettiグループ マルチブランドスーパーヨット造船所ではCRN M/Y 143の他に2隻のCRNフルカスタムヨット、CRN M/Y 144 (85m)とCRN M/Y 145 (70m)が建造中です。更にCustom Line Navetta 50、Pershing 140#03、総アルミニウム製のPershing 140#04、スティールとアルミニウム製のRiva 50Metri #03とRiva 54Metri Superyacht Divisionも建造中です。加えて他のCustom Lineヨット計27隻が同時進行で建造中で、作業場および埠頭で仕上げ、テスト、オーナーへの引き渡しを待っています。